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SwRI許容配管
振動レベル
本アプリにて使用している評価項目のひとつ
「SwRI許容配管振動レベル」についての説明です。

Wachel, J.C. and Bates, C.L., "Techniques for Controlling Pipeing Vibrations and Failure," ASME paper 76-PET18 (1976)
【基準概要】
この図に示すものは,米国SwRI(Southwest Research Institute)が既存設備における数多くの配管振動および4,000台を超えるコンプレッサ及びポンプ設備の破損問題に基づき示された基準です。
【判定】
判定レベルは,Danger ,Correction,Marginal,Designと4本の基準線があります。
それぞれの意味するレベルは以下のように記載されています。
Danger :破損限界の振動レベル(これを超えるときは破損の恐れ)
Correction :許容限界の振動レベル(これを超えるときは改善が必要)
Marginal :設計裕度限界の振動レベル(これを超えると裕度が低下する)
Design :設計目標レベル
【適用条件】
一般論ではあるが,以下のように推察できます。
・鋼製配管であること
・定常的な振動をしていること
・劣化判定は振動起因であること(腐食等の環境下は除外)
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