// WHY IT'S CONFUSING
「何から始めればいいか分からない」のは当然です
予知保全と一口に言っても、市場には性格の異なる選択肢が並んでいます。CMMS(保全管理システム、月10万円超+初期20万円台〜)、IoTセンサーによる常時監視(月¥8,000/台〜)、ポータブル振動計(10万円台の買い切り)——どれも一長一短で、いきなり「うちの現場に合うのはこれ」と選べる人はほとんどいません。
大きな投資をする前に、まず「自社の設備の中で本当に手をかけるべきはどこか」を見極める段階が必要です。次の3ステップは、その見極めから始める現実的な順番です。
// THE 3 STEPS
結論:この順番で始めるのが合理的です
いきなり大きな投資をせず、小さく始めて絞り込んでいく順番です。
// COST GUIDE
費用の目安比較
| 方式 | 月額目安 | 向いている段階 |
|---|---|---|
| スマホスクリーニング(SOMPIPE / SOMEQUIP) | ¥0 | 全設備の状態を最初に把握したい段階 |
| Somera(記録・傾向管理) | ¥3,000/月〜 | 気になる設備の変化を継続的に追いたい段階 |
| IoTセンサー常時監視(他社) | ¥8,000/台/月〜 | 特定の重要設備を24時間監視したい段階 |
| CMMS(他社) | ¥100,000/月超+初期費用 | 保全業務全体を統合管理したい大規模な段階 |
※ IoTセンサー常時監視・CMMSは他社製品・サービスの一般的な価格帯の目安です。SOM各製品の料金は料金ページをご確認ください。
// FAQ
よくある質問
スマホのセンサーで本当に測れますか?
iPhone内蔵センサーの実用域は10〜50Hzです(サンプリング100Hz・ナイキスト限界)。SOMPIPE・SOMEQUIPはこの帯域でSwRI基準・ISO 20816の評価ゾーンに基づいた判定を行っています。一方、ISO 20816が定める評価帯域は10〜1000Hzであり、ベアリングの初期損傷検知(数百Hz以上の高周波帯)は専用の産業用センサーが必要な領域です。だからこそ私たちのアプリは『まず全設備をふるいにかけるスクリーニング』の位置づけであり、この線引きを正直にお伝えするのが私たちの方針です。
無料アプリだけで十分ではないですか?
スクリーニングとしては十分ですが、「先月と比べてどうか」という傾向の把握には計測履歴の記録が必要です。無料アプリは単発の計測・判定が中心のため、継続的な傾向管理にはSomeraのような記録の仕組みを組み合わせることを推奨しています。
いきなりIoTセンサーを導入してはダメですか?
ダメではありませんが、全設備に導入すると高額になりがちです。先にスマホスクリーニングで「本当に常時監視が必要な設備」を絞り込んでから投資したほうが、限られた予算を有効に使えます。
何人くらいの体制で始められますか?
SOMPIPE・SOMEQUIPは1人・スマホ1台から始められます。Someraへの移行も、担当者1人が計測を続けながら少しずつ設備カルテを増やしていく形で問題ありません。特別な体制を最初から整える必要はありません。