top of page
この技術コラムについて
ものづくりの現場は、常に“止まるリスク”と隣り合わせです。
とくに配管設備は、設計のわずかなミス、見過ごされた振動、気づかれなかった劣化が、やがて大きなトラブルへとつながっていきます。
それでも多くの現場では、
「とりあえず動いてるから大丈夫」
「止まってから考えるしかない」
そんな“後手の保全”が、いまも繰り返されています。
私たちは、そんな現場を変えていきたい。
このブログでは、配管・振動・保全にまつわる基礎知識と実践ノウハウを、
現場の実務者にも、マネジメント層にも、わかりやすく届けていきます。




なぜやるのか
私たちが信じているのは、「勘や根性に頼らない、再現性ある保全」です。
日本の製造業が、ただの“コスト削減”ではなく、強く、しなやかな仕組みをもつ現場として進化していけるように。
そしてそれが、日本のものづくりの未来を支えることにつながると、本気で思っています。
このコラムが目指すもの
-
保全初心者でも現場で使える知識が手に入ること
-
マネジメント層が戦略として保全を語れるようになること
-
すべての工場に、“止めない仕組み”が根づいていくこと
お届けする内容
-
配管の構造や壊れやすさの“設計の視点”
-
振動現象の仕組みと、現場での見抜き方
-
データで判断し、予知保全へ進むためのノウハウ
-
そして、現場×マネジメントの両輪でまわる実践知
さいごに
このブログを読んで,その中からひとつでもあなたの保全活動
ひいては,工場稼働の生産性向上などに繋がるヒントを見いだすことが
出来たならば,最大の嬉しさです。その際には一声かけていただけると
とても嬉しく思います。
検索


固有振動数を自分で計算してみよう──簡易式とExcel活用法で配管の揺れやすさを予測する
配管の固有振動数を簡易式で計算し、共振リスクを事前に評価する実践的な方法を解説します。Excelを使った計算例と、パラメータ変更による影響の見方まで、明日から使える知識をお届けします。
1 日前


現場で試せる!スマホで簡単「振動診断」のやり方
スマホを使った振動診断、実際にどうやるの?本記事ではSOMPIPEアプリを使った測定の手順とコツを、現場目線で解説します。どこを測ればいい?どのくらいの時間測る?誤差を防ぐには?保全担当者が「すぐ試せる」実践ガイドです。
2 日前


どこで使う?どこまで測れる?―SOMPIPEの対応範囲と限界を知ろう
SOMPIPEが対応できる設備や構造、そして逆に「測定が難しい環境」について具体的に解説。どのような配管など現場の主要設備での使い所と限界を明示し、誤った使い方を避けるためのポイントも紹介します。導入前に必読!
2025年12月2日


「いつでも・誰でも・その場で」使えるアプリを目指して
SOMPIPEは「スマホひとつで振動診断」を可能にした現場向けアプリ。今回の記事では、「専門知識がなくても測れる」「すぐに使える」「説明がしやすい」といった“使いやすさ”を実現するために、開発チームがどんな工夫をしたのかを紹介します。技術よりも“現場目線”を大事にした設計思想に注目です。
2025年10月23日


SOMPIPEはどんな人に向いてる?
振動診断アプリ「SOMPIPE」の特徴と立ち位置を、他の診断機器やシステムと比較しながら整理します。「どんな現場・どんな担当者に向いているか」「逆に、どんな場面には向いていないか」も正直に解説。選定の判断材料として、導入前にぜひ読んでほしい1本です。
2025年9月26日


配管の耐震化
工場配管の耐震化で注目すべきは“どこを補強するか”。効果が高い配管の特徴、弱点箇所、具体的対策を事例付きで解説。
2025年9月15日


「過去と比べて見えるもの」傾向管理と“違和感の可視化”
「測ったときは大丈夫だったのに、気づいたら壊れていた…」そんな経験、ありませんか?今回は、SOMPIPEのログ機能を使って振動傾向を“見える化”する方法を紹介。設備の“いつもと違う”を記録し、異常の兆しを早めに察知することで、止めない保全を実現します。
2025年7月30日


「このグラフ、どう読む?」波形の見方・考え方
スマホで測った振動の「波形」や「FFTグラフ」、どう読めばいい?本記事ではSOMPIPEで表示される振動グラフの基本的な読み方、異常パターンの見つけ方、初心者が陥りやすい勘違いポイントを解説。現場で“なんとなく”だった振動診断が、少しずつ論理的に見えてくる入門ガイドです。
2025年7月23日


SOMPIPEって何ができるの? ― “振動診断”が工具になる日
振動診断をもっと身近に――。SOMPIPE(ソムパイプ)は、スマホだけで機械の状態を診断できる新しいアプリです。第1回ではその概要と機能、現場にもたらす価値を詳しく紹介。保全初心者でもすぐ使える“新しい工具”としての可能性とは?
2025年7月9日


SwRI配管振動評価線図とは?
SwRI配管振動評価線図とは何か?どんな意味があるのか?使用用途は?概要を説明しています
2025年6月11日


その振動、どう止める?──“設計・運用・保全”の3方向から考える現実的な振動対策
配管や設備の振動による不具合を、どんな観点からどうコントロールするのか。その考え方を説明します。
2025年6月10日


その振動、本当に大丈夫?──“加速度・変位・周波数”から読み解く異常振動の兆候
はじめに 「なんとなく揺れてるけど…」「音もうるさいけど、壊れてないし…」 こうした振動の“気になる状態”、 どこからが異常なのか? どうすれば“見える化”できるのか? 本記事では、振動を測るときによく出てくる「 加速度・速度・変位 」というキーワードを、 数式と現場感覚 でつなげて解説。 振動はどう測るのか 何Hzなら危険? どこを見れば異常? 現場での“判断基準”は? といった疑問に対し、 理論×実践 の両面から答えていきます。 目次 1. 振動ってどうやって測るの? 2. 加速度・速度・変位の関係を押さえよう 3. 異常かどうかの“目安”ってあるの? 4. よく使われる測定機器とポイント 5. “危険な揺れ”を見逃さないためのチェックリスト 1. 振動ってどうやって測るの? 配管や機器が振動している状態を「 目で見えない数字 」にするには、以下の方法があります: 🛠 主な振動測定方法 方法 特徴 用途 加速度センサー(加速度計) 小型で感度高い 常設・高精度モニタ レーザー変位計 非接触・高価 研究用途や短期診断 サーモグラフィ 熱異常と
2025年5月29日


揺れやすい配管の正体とは?──“固有振動数”とモード形状の基本を押さえる
はじめに 設備を点検していて、「似たような長さなのに、 こっちの配管だけ妙に揺れる 」という経験、ありませんか? その“揺れやすさ”の正体は、ズバリ「 固有振動数とモード形状 」にあります。 構造物には、 振動しやすい特有の“リズム” があり、その周波数に近い刺激があると、 少しの入力でも大きな揺れ になります。 この記事では、 固有振動数って何? モード形状ってどう見るの? 配管のどこが揺れやすい? 現場でできる調べ方は?という疑問に、 数式と図解+現場知識でしっかり答えます。 目次 1. 固有振動数とは?構造に“備わっている”揺れの周波数 2. 配管が揺れる“モード形状”とは何か? 3. 配管の揺れやすさを決める5つの要因 4. 固有振動数の近似計算と実測方法 5. 固有振動数を知って得すること 1. 固有振動数とは? 構造に“備わっている”揺れの周波数 物体には、その 構造・材質・質量 によって、外から力を加えなくても「自然と揺れたくなる周波数」があります。これが 固有振動数 (固有周期)です。 ⚙ 数式で見る:1自由度系の固有振動数 f0
2025年5月15日


“小さな力で大きく揺れる”共振の正体とは?──配管と共鳴現象の関係を解く
はじめに 「ポンプは大した力じゃないのに、配管がガタガタと大きく揺れる」「ある運転条件だけ、急に機械が震えだす」現場でよく聞くこのような現象、実は「 共振 」が原因かもしれません。 共振とは、 “外力と物の固有周波数が一致する”ことで揺れが増幅される現象 。構造物の破壊や事故にもつながる危険な現象ですが、逆に 測定や診断に活かす こともできます。 この記事では、 共振の仕組み 数式での理解 配管設備での事例 保全の目線からの見分け方をわかりやすく解説します。 📌 この記事はこんな人におすすめ 「共振ってよく聞くけど、なんなのか分からない」 設備の揺れや異音に悩んでいる現場の方 共振を予防・診断に活かしたい技術者 目次 1. 共振とは?──定義と身近な例 2. なぜ共振が起きるのか──数式から理解する 3. 配管設備における共振のパターン 4. 現場で共振を見抜くサインと事例 5. 共振対策──設計と点検の視点から 6. 振動を“味方”にする考え方 1. 共振とは?──定義と身近な例 共振 とは、 外からの揺れ(入力)と、物体が元々持っている固有
2025年5月2日


「振動ってなんだ?」がわかる基本のキホン──周期・振動数・自由振動と強制振動の世界
はじめに 「配管がカタカタ揺れる」「機械がブルブル震える」──現場で感じるそんな“振動”が、実は 理屈で説明できる現象 だと知っていましたか? この記事では、「振動ってそもそも何なのか?」をゼロから解説。 周期や振動数ってどんな意味?“自由振動”と“強制振動”の違いは? そんな疑問に、 数式と日常例 でやさしく答えていきます。 📌 この記事はこんな人におすすめ 振動を“感覚”ではなく“数値”で捉えたい 現場での揺れを理屈で理解したい 高校物理から離れて久しいけど、もう一度ちゃんと学びたい 目次 1. 振動とは何か?──基本の定義から 2. 周期・振動数・周波数の関係 3. 自由振動・強制振動・自励振動って? 4. 数式で見る“揺れ”のしくみ 5. 配管に現れる振動とその見かた 1. 振動とは何か?──基本の定義から 振動とは、 ある物理的な量が,ある一定値を中心に周期的に値を変えること です。 もっと身近な言葉でいえば、「動いても元の位置に戻ってくるような動き」が振動。たとえば: ぶらんこ :前後に揺れて、同じ位置を繰り返し通る ギターの弦..
2025年4月28日


「それ、ただの揺れじゃないかも?」振動が教えてくれるトラブルのサイン
はじめに 「変な音がするけど動いてるし、大丈夫かな……」工場でも家庭でも、そんなふうに“振動”を見逃してしまうことがあります。 けれど実は、 振動は設備の異常や劣化を早く知るための重要な手がかり 。しかも振動は、“正しく測って正しく見れば”、トラブルを未然に防ぎ、保全の効率を高める強力な味方にもなります。 この記事では、まず第一歩として「振動によって何が起きているか?」を身近な例を交えながらやさしく解説していきます。 目次 1. 振動で起こるトラブルとは? 2. 家庭や車で見かける“振動のサイン” 3. 工場設備での具体例 4. 振動を“敵”から“味方”に変える視点 5. 保全コストを下げる!振動活用のメリット 1. 振動で起こるトラブルとは? まず、「振動が引き起こすトラブル」は意外と多岐にわたります。以下のようなものが代表例です: 🔧 よくある振動起因のトラブル 配管の破断 :共振や繰り返し荷重によって金属疲労 ねじのゆるみ :細かい振動で締結部が緩む 異音・共鳴音 :設備のどこかで不均衡が発生 部品の偏摩耗や損傷 :繰り返し動作で不均一な
2025年4月20日


“壊れる前に直す”ってどうやるの?現場で使える予知保全の考え方と導入のコツ
はじめに 「 予知保全 」という言葉、最近よく聞きませんか?でも実際には「なんか難しそう」「結局どうすればいいの?」という声も多くあります。 この記事では、予知保全ってどんな考え方なのか?そして、 特別な機器がなくても“今から始められる方法” を、やさしく解説していきます。 家庭の蛇口や車のタイヤといった身近な例も交えながら、 “未来を読む保全”の入り口 を一緒にのぞいてみましょう。 目次 1. 予知保全とは何か?予防保全との違い 2. 「壊れる前に気づく」ってどうやる? 3. データだけじゃない!“変化”に気づく力 4. 身近な予知保全:車・水道の例 5. 小さく始める3ステップ導入法 1. 予知保全とは何か?予防保全との違い まずは言葉の整理から。 用語 意味 例(車) 事後保全 壊れたら直す 故障してから修理 予防保全 壊れる前に決まったタイミングで整備 1年ごとの点検 予知保全 故障の“兆候”を捉えて、タイミングを見極めて対応 タイヤの減り具合やブレーキ音で整備を判断 予知保全のポイントは、 状態を見て“今がその時か?”を判断すること な
2025年4月20日
bottom of page





